久しぶりのblogです。
今日、明日は魔のレポート提出日なのにこんな長文記事を書いています。
昔から、追い込まれると余所事をしたくなる性分なんです・・・。
さて、本題。
リハビリテーションの視点で、訪問リハ、通所リハの終了について考察。
次に行く場所が無いのに
「今日で訪問リハビリ(通所リハビリ)は卒業(終了)です」
と一方的に伝えただけでは、同種の他施設を探し始めるだけになりがちです。
これでは、リハビリテーションでも自立支援でも無く
自分の管轄範囲から利用者さんを外しただけの自己満足になりかねません。
「施設での理学療法等からの卒業」
を念頭においたサービスを提供するには、
「地域で社会参加できる仕組み」
を作り上げることとセットで考えなければ実現不可能です。
社会保障審議会 では
・自立や社会参加意欲の高い人には、社会参加や活動の場を提供
・高齢者の社会参加をより一層推進することを通じて、元気な高齢者が生活支援の担い手として活躍することも期待される。このように、高齢者が社会的役割をもつことにより、生きがいや介護予防にもつながる。
と提言されている。
まさに、地域リハビリテーションそのものです。
これらの実現のためには、病院や施設で提供する理学療法等だけでなく
地域社会の仕組みをリハビリテーションの視点で創造することが必要です。
私の勤務する職場は社会医療法人ですが、
社会医療法人は、実は収益業務が認められています。
(注:全体の収益のうち20%まで、という制限があります)
そして、実施可能な収益業務は以下の通りです。
①農業
②林業
③漁業
④製造業
⑤情報通信業
⑥運輸業
⑦卸売・小売業
⑧不動産業(「建物売買業、土地売買業」を除く。)
⑨飲食店、宿泊業
⑩医療、福祉(病院、診療所又は介護老人保健施設に係るもの及び医療法第42条各号に掲げるものを除く。)
⑪教育、学習支援業
⑫複合サービス事業
⑬サービス業
(注)医療法関係法令の規定に基づく定款・寄附行為変更の手続き以外に、それぞれの業務に係る関係諸法令に基づく許認可、届出等の手続きが必要です。
農業や飲食業、情報通信業までやってもいいんです。何でもありの世界です(^^)
地域リハビリテーションの実現には、
医療福祉業にとどまらず様々な業態で地域社会へ参加できる仕組みを創造していく必要があります。
今まで、多くの理学療法士は病院や介護保険施設に雇用される働き方でした。
近年は訪問リハや通所リハ、一部自費診療などで起業するかたちも増えています。
しかし、これらだけが新しい働き方ではありません。
病院(医療法人)や施設(社会福祉法人)でできる新しいリハビリテーションのかたち、
病院(医療法人)や施設(社会福祉法人)でしかできないことも多くあります。
地域全体・社会全体を考えた時には、病院や施設の役割は非常に影響力が大きい。
ここをどう変革していくか?
リハビリテーションの視点をどのように組み込んでいくか?
が地域包括ケアシステムの実現には不可欠だと思っています。

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